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M6 Mac miniはM4から何が変わった? Mac Studioも新旧スペックを比較
M4からM6へ進化したMac miniと、M4 Max/M3 UltraからM5世代へ進化したMac StudioをApple公式仕様で比較します。
りんご好きringozuki.com新しいMacが出ると、スペック表を見ていて一番知りたくなるのが、「前のモデルから、結局どのくらい変わったの?」ということです。
2026年のMac miniではM6とM5 Pro。Mac StudioではM5 MaxとM5 Ultraが現在のラインナップになっています。
この記事では、Apple公式仕様をもとに、新旧モデルの違いをできるだけ分かりやすく比較します。単にCPUやGPUの数字を並べるだけではなく、今のMacをそのまま使ってもいいのか。買い替える意味があるのか。AI用途では何が変わったのか。というところまで見ていきます。
まずMac miniから比較
Mac miniの標準モデルは、M4からM6へ進化しました。上位モデルについては、M4 ProからM5 Proという比較になります。
Mac mini M4とM6を比較
| 項目 | Mac mini M4 | Mac mini M6 |
|---|---|---|
| 発表年 | 2024 | 2026 |
| CPU | 10コア | 12コア |
| GPU | 10コア | 12コア |
| Neural Engine | 16コア | Dual 16コア |
| ユニファイドメモリ | 16GB/24GB/32GB | 16GB/24GB/32GB |
| メモリ帯域幅 | 120GB/s | 最大170GB/s |
| SSD | 256GB〜2TB | 256GB〜2TB |
| Thunderbolt | Thunderbolt 4 x3 | Thunderbolt 4 x3 |
| 外部ディスプレイ | 最大3台 | 最大3台 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 6 |
| サイズ | 12.7 x 12.7 x 5.0cm | 12.7 x 12.7 x 5.0cm |
| 重量 | 0.67kg | 0.67kg |
| 発売時価格 | 94,800円〜 | 149,800円〜 |
M6はAI性能の伸びがかなり大きい
M4からM6への進化で、今回Appleがかなり強く打ち出しているのがAI性能です。AppleはM6 Mac miniについて、M4世代との比較でAI関連処理が最大4倍高速になるとしています。さらにGPU性能は最大2倍、CPU性能も最大40%高速としています。
もちろん「最大○倍」は、特定の処理や構成を使ったApple自身の比較です。すべての作業がそのまま4倍速くなるわけではありません。それでも今回のMac miniが、「普通のパソコン性能を少し上げました」というだけではなく、AI時代をかなり意識した更新なのは間違いなさそうです。
普通の作業ならM4でもまだ十分
Web。メール。Office。動画を見る。写真管理。一般的な開発。こうした用途なら、M4でもまだ十分高性能です。M6の性能向上が一番魅力的になるのは、ローカルAI。GPUを使う処理。重い開発。映像処理。将来のAIエージェント用途。などを積極的に使いたい人だと思います。
M4ユーザーは「AIをどこまで使うか」で考えたい
M4からM6への買い替えを考えるなら、「M6のほうが新しいから」だけではなく、
今後Mac上でAIをどのくらい動かしたいか
を基準にしてもいいと思います。ChatGPTやGeminiなどクラウドAIだけを使うのであれば、M4でも困らない人は多いはずです。一方、ローカルLLM。画像生成。AIエージェント。AIコーディング。などをMac側でも積極的に動かすなら、M6のAI・GPU性能はかなり魅力的です。
Mac mini M4 ProとM5 Proを比較
| 項目 | Mac mini M4 Pro | Mac mini M5 Pro |
|---|---|---|
| CPU | 12コア/最大14コア | 15コア/最大18コア |
| GPU | 16コア/最大20コア | 16コア/最大20コア |
| Neural Engine | 16コア | 16コア |
| ユニファイドメモリ | 24GB/48GB/64GB | 24GB/36GB/48GB/64GB |
| メモリ帯域幅 | 273GB/s | 307GB/s |
| SSD | 512GB〜8TB | 512GB〜8TB |
| Thunderbolt | Thunderbolt 5 x3 | Thunderbolt 5 x3 |
| 外部ディスプレイ | 最大3台 | 最大3台 |
| 発売時価格 | 218,800円〜 | 299,800円〜 |
Proは「Mac miniのまま、どこまで強くしたいか」
Proチップ搭載Mac miniの面白いところは、Mac miniの小ささを維持しながらかなり高い性能を選べることです。Mac Studioほどの拡張性や最大メモリは必要ない。でも標準チップでは少し物足りない。そんな人にはかなり魅力的です。
M5 ProではGPU各コアにNeural Acceleratorsが入りました。Appleによると、LM StudioでのLLMプロンプト処理はM4 Pro比で最大4倍。Blenderのレイトレーシングレンダリングは最大1.4倍。Affinityの画像処理は最大1.5倍です。
Mac Studioは前世代と何が変わった?
2025年Mac StudioはM4 MaxとM3 Ultraという組み合わせでした。新型で初めてM5 Max / M5 Ultraという同世代の組み合わせになっています。
Mac Studio Max系 新旧比較
| 項目 | Mac Studio M4 Max | Mac Studio M5 Max |
|---|---|---|
| CPU | 14コア/最大16コア | 18コア |
| GPU | 32コア/最大40コア | 32コア/最大40コア |
| Neural Engine | 16コア | 16コア |
| ユニファイドメモリ | 36GB〜128GB | 36GB〜128GB |
| メモリ帯域幅 | 410GB/s/最大546GB/s | 460GB/s/最大614GB/s |
| SSD | 512GB〜8TB | 512GB〜8TB |
| 外部ディスプレイ | 最大5台 | 最大5台 |
| Thunderbolt | Thunderbolt 5 | Thunderbolt 5 |
| 発売時価格 | 328,800円〜 | 419,800円〜 |
Mac Studio Ultra系 新旧比較
| 項目 | Mac Studio M3 Ultra | Mac Studio M5 Ultra |
|---|---|---|
| CPU | 28コア/最大32コア | 30コア/最大36コア |
| GPU | 60コア/最大80コア | 64コア/最大80コア |
| Neural Engine | 32コア | 32コア |
| ユニファイドメモリ | 96GB〜512GB | 96GB〜512GB |
| メモリ帯域幅 | 819GB/s | 1.2TB/s |
| SSD | 1TB〜16TB | 1TB〜16TB |
| 外部ディスプレイ | 最大8台 | 最大8台 |
| Thunderbolt | Thunderbolt 5 | Thunderbolt 5 |
| 発売時価格 | 798,800円〜 | 949,800円〜 |
Studioで一番大きいのは「上限」
Mac Studioは、普通の作業ができるかどうかを考える製品ではありません。どこまで大きな仕事をできるか。ここが重要です。特にGPU性能。ユニファイドメモリ。メモリ帯域幅。外部ディスプレイ。SSD容量。などの上限がMac miniとは大きく違います。
だから新旧比較でも、「ブラウザが何秒速く開くか」より、
今まで扱えなかった規模の仕事を扱えるようになるか
を見るほうがMac Studioらしいと思います。
ローカルAIではメモリ上限がものすごく重要
Mac Studioの新旧比較で、2026年に特に注目したいのがユニファイドメモリです。ローカルAIでは、モデルが大きくなるほど大量のメモリが必要になります。Apple SiliconではCPUとGPUがユニファイドメモリを共有するため、大容量メモリをGPU側からも利用できます。
128GB。256GB。512GB。といった構成は、普通のPC作業ではオーバースペックでも、大規模なローカルAIでは意味が変わってきます。
じゃあM4 Mac miniからM6へ買い替えるべき?
個人的には、
M4で困っていないなら、急いで買い替える必要はない
と思います。M4 Mac miniは今でも十分高性能です。ただし、AIをかなり使うようになった。ローカルAIを本格的に試したい。GPU処理をもっと速くしたい。今のメモリ容量では足りない。という人ならM6を検討する理由はかなりあります。
Intel MacやM1世代なら差はかなり大きい
逆に、かなり古いMacを使っている場合は話が変わります。Intel Mac。初期のM1 Mac。このあたりから最新Mac miniやMac Studioへ移ると、CPU・GPUだけではなく、省電力性能。AI処理。メディアエンジン。外部ディスプレイ。接続規格。なども大きく変わります。
買い替えで一番大事なのは「今困っているか」
新しいMacが出ると欲しくなります。僕もそうです。でも買い替えを考える時に一番分かりやすいのは、今のMacで何に困っているのかだと思います。処理が遅い。メモリが足りない。ストレージが足りない。外部ディスプレイを増やしたい。ローカルAIを動かしたい。そういう具体的な不満があるなら、新型の性能向上には大きな意味があります。
2026年は「AI性能」が買い替え理由に加わった
以前のMacの買い替え理由は、CPUが速い。GPUが速い。バッテリーが長持ち。などが中心でした。でも2026年は、そこへ明確に、AI性能が加わっています。Apple自身もM6 Mac miniでAI性能をかなり強く打ち出しています。
まとめ:新しいからではなく、用途で選びたい
M6 Mac miniはかなり魅力的です。Mac Studioもさらに強力になっています。でも、M4世代を持っている人が全員買い替える必要があるわけではありません。M4で十分なら使い続ける。AIやGPU性能が必要ならM6。Mac miniの上限を超えるならMac Studio。巨大なローカルAIやプロ用途ならUltra。
そんなふうに、自分の用途から逆算するのが一番分かりやすいと思います。大事なのは、「新しいMacがどれだけ速いか」ではなく、
自分の仕事がどれだけ楽になるか
です。この記事の比較表も、新しいMacを買うべきか迷った時の参考として更新していく予定です。
現行4モデルの仕様をまとめて確認したい人はこちら →この記事をシェア
今回の主な情報源
※製品仕様・価格は発表時点の情報です。


