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Apple TV値上げ、Anthropicは独自AIチップへ
Apple TVとApple Oneの値上げ、iPhone 18の予約開始日、M6の2nm・3種類CPUコア、Tencentの新オープンモデル、Anthropicの独自AIチップ開発など、8月29日のApple・AIニュースをまとめます。
りんご好きringozuki.comApple TVとApple One Individual、米国などで値上げ
Apple TVとApple One Individualが、米国など一部の国で値上げされました。
米国ではApple TVが月額12.99ドルから14.99ドルへ、年額99ドルから119ドルへ。
Apple One Individualも月額19.95ドルから21.95ドルへ値上げされます。
新規加入者にはすでに新料金が適用され、既存加入者には値上げ適用のおよそ1カ月前に通知されます。
今回の対象は米国、ブラジル、チリ、メキシコで、日本は今回の変更対象には含まれていません。
Apple One Family / Premierも今回は据え置きです。
重要度:★★★★☆
iPhone 18 Pro、予約開始が9月12日になる可能性
9月9日のAppleイベント後、iPhone 18 Proシリーズの予約開始が通常想定される9月11日金曜日ではなく、9月12日土曜日になる可能性が報じられています。
理由として挙げられているのが、2026年9月11日が米同時多発テロから25年にあたることです。
Appleには過去にも9月11日を避けて予約開始日を変更した前例があります。
ただし今回の情報は単独情報源をもとにしたもので、現時点では確定情報ではありません。
予約開始時間や折りたたみiPhoneの発売時期についても未確定情報が含まれています。
信頼度:★★☆☆☆
情報源:MacweltMacRumors
重要度:★★★☆☆
M6、通常モデルにも3種類のCPUコア
新しいM6では、12コアCPUが、
という3種類のCPUコアで構成されています。
これまで上位チップで採用されてきた3階層構成が、ベースとなるM6にも採用されました。
さらにM6はApple初の2nmプロセスを採用したチップです。
M6 Mac miniを待ち続けた話を読む →情報源:9to5MacApple
重要度:★★★☆☆
Siri AI遅延を巡る米国訴訟、請求受付開始へ
Appleが2億5000万ドルで和解した、Siri AIの発売遅延を巡る米国の集団訴訟について、新しい裁判資料が公開されました。
裁判所が日程を承認した場合、対象ユーザーへの通知と請求受付は9月21日ごろから始まり、12月21日ごろが締め切りになる見込みです。
最大支払額は1人あたり95ドル。
対象は米国在住者で、指定された期間に対象iPhoneを購入したユーザーです。
情報源:裁判資料MacRumors
重要度:★★★☆☆
その他の注目ニュース
Tencent、7700億パラメータ級の新オープンモデル
Tencentが新しいオープンモデル「Hy4 preview」を公開しました。
モデル全体は約7700億パラメータですが、Mixture-of-Experts方式のため、1回の処理で実際に利用されるのは約490億パラメータです。
ソフトウェア開発、調査、金融分析など、長時間の複雑なタスクを主な用途として想定しています。
Tencentは今後、CodeBuddyやWorkBuddyへの統合も予定しています。
情報源:TencentHugging FaceReuters
重要度:★★★★★
Anthropic、自社AIチップ開発を加速
AnthropicがAIチップスタートアップMatXを約70億ドルで買収する協議を行っていたとReutersが報じました。
買収交渉自体は終了し、現在は提携について協議しているとされています。
MatXは元Google TPU開発者が設立した企業です。
Anthropicは複数のAIチップ企業との協議や自社シリコンチームの拡大を進めています。
狙いとして考えられるのは、Claudeの計算コスト削減、性能最適化、供給の安定化、NVIDIAへの依存低下などです。
一方で、AnthropicはNVIDIAやGoogle TPUなども利用するマルチチップ戦略を維持する方針とされています。
なぜAI各社はNVIDIAに任せず自前チップを作る? りんご親父が考えてみた →情報源:Reuters
重要度:★★★★★
米裁判所、国防総省によるAnthropicのリスク指定を違法と判断
米連邦地裁が、国防総省によるAnthropicの「サプライチェーンリスク」指定について違法との判断を下しました。
AnthropicはClaudeを米国内の大量監視や完全自律型兵器へ無制限に使用させることに反対していました。
今回の判断は、AI企業が自社モデルについて「何に使わせないか」をどこまで決められるのかという、今後のAI産業にとって重要な論点にもつながります。
情報源:Reuters米連邦地裁
重要度:★★★★☆
NVIDIA、AIクラウド企業向け資金支援制度の一部を停止
NVIDIAが小規模AIクラウド企業向けに進めていた、GPU購入支援と収益分配を組み合わせた一部契約を一時停止したと報じられました。
制度そのものを終了したわけではなく、NVIDIAはAI計算需要が非常に強いことを踏まえて仕組みを見直していると説明しています。
情報源:Wall Street JournalReuters
重要度:★★★☆☆
今日のまとめ
今日はAppleの大型ハード発表はありませんでした。
Apple側では、Apple TV / Apple Oneの値上げが生活に一番近いニュース。
一方AIでは、Tencentの巨大オープンモデルと、AnthropicをはじめとするAI企業の独自チップ競争が目立ちました。
AI競争は、
「誰が一番賢いモデルを作るか」
だけではなく、
「そのAIをどれだけ安く、大量に、効率よく動かせるか」
の競争へ進んでいるように見えます。

